いままでの時代とは明らかに違う時代を生きていく子供たち。
今ある仕事の8割はAIにより無くなってしまうという話もあります。
そんな話を聞くと、
「未来を担う子供にしてあげられることはないかな?」
「幼児学習は気になるけど本当に必要?」
「そもそも自宅でできるの?」
と、頭を悩ませるパパママも多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「幼児学習の必要性」や「自宅でできる幼児教育のメリット・デメリット」などを解説します。
これでお家でも幼児学習を取り入れられます!
幼児学習は本当に必要?迷ってる方に断言します。
まず、幼児学習が本当に必要なのか?解説しておきます。
幼児期の勉強や学習習慣は、子供の将来を思うならなんとなく必要だと想像はできますよね?
実際に、文部科学省では、幼児教育(幼児学習)をとても重要視しています。
『幼児教育は,次代を担う子どもたちが人間として心豊かにたくましく生きる力を身に付けられるよう,生涯にわたる人間形成の基礎を培う普遍的かつ重要な役割を担っている。』
引用:文部科学省ホームページ
つまり、日本の未来のためには幼児教育が欠かせないと国も考えているのです。
ちなみにこの幼児教育は、生きていく土台を作るための幼児期に行う学習です。
英語を赤ちゃんの時から聞かせたり、バイオリンを3歳から習わせたりといったいわゆる「早期教育」とは異なるので注意です。何も習い事や、特別なことが必須なわけではありません。
では幼児教育を行うことで、どのようなことを身につける必要があるのでしょうか?
厚生労働省では
『(ア) 豊かな体験を通じて、感じたり、気付いたり、分かったり、できるようになったりする「知識及び技能の基礎」
(イ) 気付いたことや、できるようになったことなどを使い、考えたり、試したり、工夫したり、表現したりする「思考力、判断力、表現力等の基礎」
(ウ) 心情、意欲、態度が育つ中で、よりよい生活を営もうとする「学びに向かう力、人間性等」』
引用:厚生労働省ホームページ
のいわゆる3つの柱を大切にしています。
「知識及び技能の基礎」というのは、小学校・中学校・高校・大学と進学していく中でなくてはならないものです。ここが幼児学習の要ともなる部分です。
「知識及び技能の基礎」を具体的に挙げると、
・語彙力
・数の概念
・手足を自由に使う力
などがあります。今後様々な場面で応用されるものですね。
次に、「思考力、判断力、表現力等の基礎」は、一昔前の詰め込み教育では成し得なかった、次世代には欠かせない能力です。
自分の頭で様々な問題の解決方法を導く思考力、どれが最善なのかを判断する判断力、人に伝えられるようにする表現力などは、今後の人生には必ず必要になります。
時代としても、AIにはできない仕事をする必要があるこれからの子どもたちには、身につけさせてあげたい土台ですよね。
そして、「学びに向かう力、人間性等」は、学習に向き合う基礎能力や、人との関わりなどです。
特に、自ら学ぼうという姿勢や、相手の気持ちを汲み取る能力は、大人になってから身につけようとしても、難しいものです。
この3つの柱を身につけるために必要なのが、『幼児学習』です。
また、幼児学習が重要なのは、科学的な理由もあります。
実は人間の脳は、6歳で脳の9割が完成すると言われています。
さらに、6歳までの子供は共通して学ぶ意欲が高いという研究もあります。
つまり、最も能力を向上させるチャンスが、6歳までなんです。
もちろん6歳を過ぎても、成長はします。
しかしこのチャンスを逃す手はないでしょう。
幼児学習は自宅でもできる?
では、幼児学習は家でもできるのでしょうか?
結論から言えば、自宅でできるものもあります。
具体的にみていきましょう。
無料あり!自宅でできる幼児学習の教材
今日、今からでも自宅で幼児学習を行うこともできる教材を紹介します。
本・ドリル
まず勉強と聞いて一番初めに思いつくのは、本・ドリルという方も多いのではないでしょうか。
本屋に行けば多くの幼児学習用のドリルや親向けの教育本が売っています。
年齢や子供の興味に合わせて選ぶと間違いないでしょう。
他にも、迷路、運筆、ひらがな、カタカナ、間違い探し、数など様々な分野があります。
親の興味を押し付けるように本やドリルを準備してしまうと、子供は一切手をつけないということもあり得ますのでご注意を。
また、インターネットから無料でプリントをダウンロードできるサイトもあります。とりあえず一通りやってみて、子供がワクワクして取り組める分野のドリルを買うという方法もありですね。
その他にも、絵本をたくさん読んであげるのも幼児教育の学習面でとても有効です。
語彙力や、表現力、コミュニケーションスキルなども絵本から得られるし、何度も読んでとせがんでくる絵本があれば、子供の興味のある分野を知ることもできます。
アプリ
今はスマホやタブレットがあれば、幼児学習もアプリで行うことができます。
扱う分野も様々で、数、英語、ひらがな、カタカナ、図形、パズル、音楽などから幅広く選ぶことができます。しかも、無料のアプリが多いです。
気軽に始められる幼児学習は、ダントツでアプリではないでしょうか。
インターネット環境さえあれば、いつでもどこでも始められるので、今日、今すぐでもできますね。
ここで注意してほしいのが、子供が夢中になっているから一人でさせておこうという姿勢。
少しの時間なら一人で学習させるのもいいですが、アプリという無機質なものと向き合うのは、はじめは良くても子供もすぐ飽きてしまいます。
親が「こんなのできるなんてすごいね」「ここは、どれかなー?」など「ちゃんと見ているよ」というメッセージを伝える必要があります。
子供はみんな、親の笑顔が大好きです。
無機質なアプリに親子のコミュニケーションが加われば、きっと喜んで続けるでしょう。
通信教育
総合的な力をつけさせるのに通信教育はうってつけです。
本やドリル、アプリを選ぶのは親ですが、通信教育ならまるっとお任せして様々な分野に触れることができます。
長年のノウハウを携えた大手の通信教育であれば、子供のやる気を引き出してくれるでしょう。
ドリルや絵本、DVD、知育おもちゃなどが一緒についていたり、ドリルにも子供が楽しく続けられる工夫が凝らされていたりします。
数や、ひらがな、カタカナを始め、幼児の学習に必要なものが凝縮されているので、安心して取り組ませることができるでしょう。
しかも、多くの場合毎月届くので「次はどれを準備しよう」と親が全部考えなくていいのが助かります。
しかし、これも親が関わらないとタンスの肥やしになってしまうので注意が必要です。
親も内容を把握して、学習していない時に親子のコミュニケーションとして話題に出すのもおすすめです。
例えば、今月は時間の学習をしているから、ことあるごとに「今何時かな?」と聞いてみるといったことです。
子供の復習にもなり、親子の温かいやり取りが知識の定着を促します。
自宅で幼児学習するメリット
ここまで紹介した、自宅でできる幼児学習ですが、自宅で幼児学習するメリットは何があるのでしょうか?
家庭に経済的
まず、無料または安価なので、とても経済的に優れています。
通信教育になると毎月数千円かかってしまいますが、それ以外であればほとんどコストはかかりません。ダウンロードしたプリントを使うのであれば、必要なのは用紙代とインク代ぐらいです。
ドリルを購入してもせいぜい数百円程度です。
「経済的に塾に行かせるのは難しい…」そんな家庭でも幼児学習を取り入れることができます。
その分将来に向けて貯蓄することもできますね。
時間に縛られない
また、自宅でできるので、移動時間もありません。
「水曜日の4時から」というように決められた時間もないので、時間的に自由なのも嬉しいポイントです。
共働きなど、親御さんが忙しい場合は、とても大きなメリットですよね。
さらに、決められた時間がないので、子供がやりたがり、親もやる気があれば毎日だって何時間だって学習時間を持つことができます。
「やりたいだけできる」というのも大きなポイントです。
親子のペースを尊重できる
さらに、『親子のペースを尊重できる』のも嬉しいポイントです。
自宅であれば「何だか今日は集中していないな」と思えば、その日の学習は中断することができます。子供が「もっとやりたい!」となれば、その場で教材プリントをダウンロードすることもできます。
子供の取り組み方を見ていると、どの分野が得意でどの分野が苦手なのかも見えてくるので、方向性を親子で決めることもできるでしょう。
仮に親が「今日は疲れているから面倒だなぁ」という日は、中止してしまってももちろん誰にも迷惑がかかりません。無理しなくていいのは、気楽でいいですよね。
自宅で幼児学習するデメリット
では、自宅で幼児学習をする場合のデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
代表的なデメリットを見ていきます。
正しいやり方がわからない
親が教育者であれば問題ありませんが、たいがいの親は教育の素人です。
素人が選ぶ幼児学習は、単調になってしまったり、間違った教育をしてしまう可能性もあります。
幼児学習は「このドリルやっときゃいいでしょ」と言った単純なものではありません。
総合的に捉えながら個性を見抜き、伸ばしていく必要があります。
塾であれば、教育のプロが子供一人一人のために最適なプログラムを作成してくれて、多方面から働きかけることで総合的に子供の可能性を伸ばしてくれますが、なかなかそうはいきません。
場合によっては、子供のチャンスを潰してしまっている可能性も…。
モチベーションを保つのが難しい
また、子供とは本来飽きやすいものです。
幼児の集中できる時間はわずか数分とも言われています。
もちろん集中力が切れたら勉強へのやる気も右肩下がりです。
これを親が子供のモチベーションを上げて勉強に取り組ませようとすると大変です。
「このプリント終わったらアイスあげるから」などといった安易なご褒美で勉強をさせることは危険です。
安易なご褒美作戦は、もしかしたら勉強をさせないよりも危険かもしれません。
一度ご褒美で勉強のモチベーションを上げると、勉強ではなくご褒美目当てで勉強する可能性があります。
「今回もアイスくれなきゃ勉強しない」と言い出したり、「アイスぐらいじゃ頑張れない、ケーキ買ってきて」とご褒美がグレードアップしたりします。
子供のモチベーションを上げるのは子供の中から。これが自宅ではなかなか難しいです。塾であれば自然とモチベーションを上げてくれるプロならではの策があるので安心です。
刺激を受けるライバルがいない
また、自宅学習ではライバルがいません。
そのため、競争心などを育むことはできません。
人は大勢の中で自分の立ち位置を常に意識するものです。
子供にもその感覚はあり、周囲から常に刺激を受けています。
もちろん、何でもかんでも比べる必要はありませんが、同じくらいの子供や少し歳上の子供の様子を見て、「あんなことできるの羨ましい!僕もできるようになりたい!」と競争心を育むことは重要です。
自宅ではこのようなライバルからの刺激がない反面、塾であれば自然とライバルがいる状況に身を置けます。
親の負担が大きい
自宅での幼児学習は、親がすべてを取り仕切る必要があります。
いつ行うのか、どの教材に取り組むのか、子供の様子を見ながらどうやってやる気を起こさせるのかということから、勉強する環境を整えることまですべて親の仕事です。
それを勉強する度に考えて、準備をしなくてはいけません。
そのため、幼児学習を取り入れることで、親の負担は大きくなります。
勉強を続けるには、子供のモチベーションよりも親のモチベーションを上げることの方がもしかしたら重要かつ困難なのかもしれません。
「子供のために」と思って始めた幼児学習が親にとって大きな負担となり、毎日のイライラの原因になってしまうと本末転倒です。
子供の存在をまるごと受け止められる環境が、幼児学習には必須です。
「何で机に座ってくれないの?!」「どうしてここができないの?!」
など、イライラすると子供を否定する言葉がポロッとでてきます。
そうなると子供は「勉強なんて嫌いだ、ママが怒る」と感じ、幼児学習とは程遠い環境になってしまうでしょう。
「デメリットが不安…。」「やっぱり家で幼児学習するのは難しそう…。」
最後にそんな方向けに、おすすめの幼児学習を紹介しておきます。
新しい幼児学習『パスカルキッズ』とは?
パスカルキッズは、従来からある詰め込み型の学習塾ではなく、子供の可能性を伸ばすことに特化した新しい幼児学習塾です。
プリント教材をひたすら繰り返すという単純な作業は一切なく、授業には子供の可能性を伸ばす様々な工夫が凝らされています。
まず日記を書く時間があります。
自分の気持ちを文章にすることで、表現力や語彙力を養うことができます。
次に、能力開発トレーニングで、図形やパズルなどの問題に取り組むことで子供の多様な思考力を引き出します。
さらには、個々の段階に合わせたテキスト(なんと36段階!)も準備されていて、無理なく自分のペースでテキストを進めることができるのです。
画一的な学習塾では、どうしてもついていけない子供や、分かりきっていて先に進みたい子供が出てくることも多いんですよね。
パスカルキッズなら個々のレベルに合わせてくれるので、どの子供も能力を伸ばすことが可能になります。
最後に知育ゲームも準備されており、周囲の子供と競い合って遊ぶ時間もあります。
ただ遊んでいるだけなのに、いつの間にか数字のゲームを通じて数の認識がしっかり身についていきます。
同年代の子と楽しく遊びながら、勉強できるんです。
パスカルキッズの先生の役割は教え込むことではなく、子供を見守り、ヒントを与えることに重きを置いています。
どうやって正解まで辿り着くのか、見守りながらその過程を褒めたり、ヒントを出すことで導いていきます。
子供がじっくり考えている時間を大切に、学習していくと、子どもたちの能力はぐんぐん伸びます。
親が見守るとついつい間違いを指摘してしまったり、正解かどうかを重要視してしまうことも多いもの。子供が自ら学ぶにはそれでは不十分なのです。
卒業生の中には
『学習塾に通う感覚は全くなく、おもしろい先生たちと数字などを使って遊んでいるという感じでした。しかしそのおかげで、勉強に対する苦手意識がなくなり、小・中・高と授業についていけないという感覚はなく、周りの友達にも差をつけることができました。』
との声もあります。
子供が勉強嫌いになるかもしれない「させられる勉強」ではなく、「遊びながらする勉強」でポジティブに勉強のことを捉えられる感覚は、小さい頃に身につけておきたいですよね。
パスカルキッズでは、無料体験も行っているので気軽に覗いてみてはいかがでしょうか?
幼児学習は自宅でできる? まとめ
今回は、「幼児学習の必要性」や「自宅学習のやり方」「自宅学習のメリット・デメリット」を解説しました。
次世代を生きる我が子には自分の頭で考えられる立派な大人になってほしいのが親心ですよね。
入口は簡単な自宅学習でもよし、プロにお任せの学習塾でもよしです。
パスカルキッズなら無料体験をいつでも受け付けていますので、授業を体験してから幼児学習について改めて考えてみるのもおすすめです。
あなたの子供は、あなたが与える環境次第で良くも悪くもなります。この記事があなたの子供の未来に役立てば幸いです。