年長の子は算数をやっておくべき?入学前にできる算数勉強法!

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「年長でも算数の勉強はしておくべき?」
「年長の子供に適した算数の教えて方って?」

とお悩みのパパママも多いのではないでしょうか。

確かに子供の算数嫌いってよく聞きますよね?

実際に学研の調査でも、2019年度の「嫌いな教科」は、1位「算数」(24.8%)、2位「国語」(22.9%)、3位「保健・体育」(5.8%)という結果になっています。

参考:小学生白書Web版 学研教育総合研究所|学研

だからこそ、幼児向けの算数教材は何がいいのか?どのように学習を進めればよいのか?迷ってしまいますよね。

そこで今回は、年長のお子様におすすめの算数の勉強方法をご紹介します。

算数を勉強しておくメリットに加え、学習を進める上での注意点もピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。

年長の子は算数を勉強しておくべき?

まず、小学校に上がっていない年長のお子様でも、算数の勉強をしておくことをおすすめします。
予め学習を進めておくことで、

・勉強の躓きを予防
・自己肯定感の低下を回避

する効果が期待できます。

小学校は20人以上の集団で教育を受けることが多いでしょう。
そのため学習に躓いても、その子に合わせて授業スピードをゆっくりにする、といった対処は難しいのです。
その結果、どんどん授業について行きにくくなる可能性があります。

また、「9歳の壁(小4の壁)」という言葉をご存知でしょうか。
簡単に言うと、その年齢の時に起こりやすい自己肯定感の低下を指します。

自己肯定感が下がった結果、不安や恐怖を感じやすくなるそうです。
人間関係なども9歳の壁の原因として挙げられていますが、それとともに要因と言われているのが学習での躓きです。

勉強でできないこと・わからないことが増えると、劣等感を感じることも増えるとも言われています。

「じゃあ早期から小学校の勉強内容を予習しておけばいいの?」

そう思いますよね。

もちろんそれでもいいのですが、ただ予習をするだけでは、結局躓くタイミングを先送りにしているだけになりかねません。

ではどうすればいいのか?

結論から言えば、算数の基礎となる『思考力』を鍛えることが、年長のうちに行っておくべきことです。

年長が算数を勉強する際の注意点|思考力を鍛えよう

上記で年長から算数の勉強は必要なことがわかりました。

具体的には、基礎となる思考力を鍛えることです。

暗記や無理矢理の教え込みは嫌いになる原因!

年長の子供に算数を教える際、無理強いは禁物です。
特に強制的な暗記は、勉強自体が嫌いになってしまう可能性も。

これに関して、教育評論家の石田勝紀氏 は、子どもを勉強嫌いにさせてしまう要素の一つとして
「親から『〜しなさい』という命令用語、強制用語を継続的に言われる」を挙げ、

強制された場合、人は反発するか、嫌々やることになります。さらに継続すると『一生嫌いであり続ける』場合もあります

と述べています。

参照:簡単に子どもを勉強嫌いにさせる「3つの要素」

そのため、
「これはこうだから、ちゃんと覚えなさい」
「今日はこれだけの分量を学習しなさい」
と勉強を押し付けるのは好ましくありません。

一度勉強嫌いになってしまうと、算数だけでなく他科目の勉強もやる気がなくなってしまうでしょう。

そうならないためにも、楽しみを持って勉強を進めさせることが大切です。

理解よりも楽しむことが大切!

勉強だと長続きしないけど、ゲームなら続けられる。

そういうお子様も多いですよね。
それほどに「遊び」は力を持っているのです。

この遊びの要素を勉強に取り入れれば、自発的に学習をしたくなるでしょう。
そのため、勉強習慣がついていない場合は、理解よりも楽しむことを重視した学習スタイルがおすすめです。

年長の子供向けの算数の勉強には、ゲーム感覚で取り入れやすいものも多いです。

・トランプをしながら足し算
・好きなキャラクターのグッズを見ながら数字を数える
・知育ゲーム

など、やり方のバリエーションは豊富。
お子様の好きなものに着目して、学習を進めていきましょう。

そうして「勉強=楽しい」と意味付けができれば、自発的に勉強したくなる効果も期待できます。

自分で考える『思考力』を鍛えよう!

そして、勉強の習慣がついたら、『思考力』をつけることを目標にしてみましょう。

算数の基礎は、何よりも思考力です。
計算問題はもちろん、図形問題や文章問題など算数の問題は全て、覚えている計算方法や公式を、回答が出るように自分で組み立てて問題を解きます。

この自分で組み立てる力が『思考力』です。

さらに、思考力は現代でかなり注目を集めています。

人工知能が発達すると、2040年には半数近くの職業がなくなるとも言われています。

そんな時でも役立つと言われているのが、「考える力=思考力」です。
クリエイティビティを持って考えられれば、そうした状況でも自立して進んでいける子に育つでしょう。

年長のうちにしておくべき算数の範囲

ここまでで、算数の基礎となる『思考力』を鍛えておくべきだと解説しました。

それを踏まえた上でさらに予習をさせたい方に、年長のうちにしておくべき算数の範囲を解説します。

小学校学習指導要領からみる算数の範囲

まずは、小学校1年で習う算数の内容を学習することをおすすめします。
小1の算数では、以下の内容を学びます。

(1)数の概念とその表し方及び計算の意味を理解し,量,図形及び数量の関係
についての理解の基礎となる経験を重ね,数量や図形についての感覚を豊か
にするとともに,加法及び減法の計算をしたり,形を構成したり,身の回り
にある量の大きさを比べたり,簡単な絵や図などに表したりすることなどに
ついての技能を身に付けるようにする。

(2)ものの数に着目し,具体物や図などを用いて数の数え方や計算の仕方を考
える力,ものの形に着目して特徴を捉えたり,具体的な操作を通して形の構
成について考えたりする力,身の回りにあるものの特徴を量に着目して捉え,
量の大きさの比べ方を考える力,データの個数に着目して身の回りの事象の
特徴を捉える力などを養う。

(3)数量や図形に親しみ,算数で学んだことのよさや楽しさを感じながら学ぶ
態度を養う。
参照:【算数編】小学校学習指導要領(平成29年告示)解説

上記を簡単にまとめると、

・数の概念
・計算
・図形
・学習の態度

を学ぶと書かれています。

少し抽象的な記述になってしまいましたので、次節にて勉強しておくべき算数の具体的な内容をご紹介します。

入学前に勉強しておくべき算数の範囲とは?

先ほどの学習指導要領もふまえ、年長の間に勉強しておきたい算数の範囲は以下です。

・1~100まで数える
・1桁の足し算、引き算
・2桁(くり上がり、くり下がりを含む)の足し算、引き算
・時計を読む
・ものさしで測定する

もちろんこれらの項目を一気に学習するのは難しいでしょう。

そこでまずは、数を数えるところから始めてみてはいかがでしょうか。
お菓子やおもちゃなど、数えられる対象は日常にたくさんあります。
そうしたものを数えることから始め、数字に苦手な感覚を取り除くようにしましょう。

急がずに、ゆっくり学習を進めて行きましょう。

年長の子に算数を教えるプロ『パスカルキッズ』

パスカルキッズとは?

パスカルキッズは、教え込まない学習をモットーにした幼児教室で、『思考力』を高めることに特化しています。
子ども達自信が考えることを前提に、その内容に沿って授業を進めて行きます。

そのため、積極性を持って勉強に取り組む姿勢も身につきやすいのが特徴です。
知育ゲームなど、遊び感覚で学べるのもパスカルキッズの特徴です。

中には「遊びに行っている」という感覚できている子供もいます。
そうして「遊び=勉強」と認識することで、成績が上がっていく子どもたちも多いです。

その結果、「勉強する習慣」が身につき、年長ですでに4桁の計算ができるほどの『思考力』を持つ子もたくさんいます。

パスカルキッズのメリット

パスカルキッズでは、独自のカリキュラムを用意しております。

子どもたちは、性格もさまざまです。
一人一人に合ったテキストを用意し、少人数制で授業を進めていきます。
1クラス最大3名なので、子どもたちの様子を詳細に把握することができるのです。

また、勉強の様子は、お迎えに来られた保護者様に毎回お伝えします。
お子様がどのように成長したかを確認できるため、パパママも安心して通わせられるでしょう。

こんな人におすすめ!

「自ら学ぶ姿勢を身につけてほしい」
「就学前の準備をしておきたい」

というご家庭にパスカルキッズはおすすめです。

入塾説明会は毎週開催しておりますので、近くの教室へお気軽にお問い合わせください。
無料体験も併せておこなっているため、お子様に合っているかどうかを見極めてから入会することも可能です。

子供の成長をサポートする場所として、検討してみてはいかがでしょうか。

年長の子は算数をやっておくべき?入学前にできる算数勉強法!まとめ

今回は、年長のお子様におすすめの算数勉強方法をご紹介しました。
まずは小学校1年の学習内容からスタートしてみましょう。

ただし、無理強いは禁物です。
お子様が自発的に学べるよう、日常に学習を取り入れたり、楽しんでできる方法で進めていくことをおすすめします。

家庭での学習時間が取りにくい場合は、幼児教室に入会するのも良いでしょう。
幼児教育のプロから直接教わることができます。

お子様とパパママ、双方にとって最適な方法で算数の学習をスタートしてみましょう。

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