個人塾を開業したい方必見!個人塾の開業方法マニュアル

個人塾 開業 幼児教育

「子どもに勉強を教える仕事をしたいけど、個人塾を開業する方法がわからない」
「個人塾を開業したいけど、失敗が怖い…」

個人塾を開業したい!と思っても、このような不安があってなかなか一歩が踏み出せない…そんな方にオススメしたいのがこの記事です。

この記事では、必要なものや失敗するポイント・個人塾とフランチャイズ塾の比較など、個人塾を開業する際に身につけておきたい知識をご紹介します。

この記事を読むことで、個人塾開業のための情報を身につけることができますよ!

個人塾を開業する方法|そもそもなにが必要?

この項目では、次の順番で個人塾を開業するために必要なもの・不要なものについて解説していきます。

1,コンセプト・計画
2,資格
3,資金
4,教室や設備
5,教材

分かりやすいように、具体例を織り交ぜながら解説していきますね。

コンセプト・計画

個人塾と一口に言っても、塾の目的や指導の方法などさまざまな形態があります。

具体例
目的→小学校受験の合格、幼児の後伸びする力を育てる、学校の授業の補助、など
指導方法→マンツーマン、少人数指導、集団指導、など
対象年齢→就園前・幼稚園児対象・小学校低学年対象、など

まずは、自分がどのような塾を経営していきたいのかイメージしてみましょう。
コンセプトがまとまったら、具体的に事業計画を立てていきます。

資格

結論から言って、塾を開業する際に教員免許や幼稚園教諭といった専門的な資格や免許は不要です。しかし、塾というのは人に物事を教える場所なので、指導方法やノウハウがなければ失敗してしまいます。

そのため、開業する前に生徒への指導方法を確立した上で開業するのが望ましいでしょう。この点フランチャイズの場合は、実績のある独自の指導方法が確立しているためチャレンジしやすいといえますね。

例えば、幼児教育を目的とするパスカルキッズの開講パックには、研修費用・指導用動画・スターターセットなど、開講に必要な物が全て含まれており、教室運営の初心者でも安心して始められる工夫がされています。

資金

個人塾を開業するために必要な費用は、初期費用と運用資金に分けられます。ひとつずつ見ていきましょう。

(1)初期費用

個人塾を開業するための初期費用には以下のような様々な項目が含まれているため、開業する塾の規模や授業方法によって大きく変化します。

項目や具体例をまとめましたので、参考にしてみてくださいね。

■個人塾開業資金(初期費用)
物件取得費
塾を開業する場合の場所代です。
〇具体例…賃貸物件を契約する際の敷金・礼金など
内装工事費
教室内のレイアウト費です。
塾の指導方法によってレイアウトは異なってきます。
〇具体例…個別指導塾のパーテーション・集団塾のための場所確保など
設備費
教室内の設備費用です。
〇具体例…机・椅子・ホワイトボードなど
教材費
学習に使用する教材にかかる費用です。
塾にとっては最重要ともいえる大切なものなので、値段で決めるのではなく、目的に合う質の高いものを選ぶ必要があります。

〇具体例…テキスト・テストなど
広告宣伝費
生徒の集客のためにかかる費用です。
フランチャイズの場合は、本部宣伝をサポートしてくれる場合もあります。

〇具体例…チラシ・パンフレット・HP開設など

このほか、フランチャイズの場合は加盟費などが発生する場合があります。

(2)運営費用

塾を経営するのであれば、初期費用だけではなく運営費用も押さえておかなければなりません。運営費用も、塾の規模やスタイルによって大きく異なります。

具体的な費用は次のようなものがあります。

■個人塾開業資金(運営費用)
人件費
塾運営費用に関して最も大きな割合を占める可能性が高いのは人件費です。

講師の数により、かかる費用は大きく異なります。
賃貸料
物件を借りた際にかかる費用です。
自宅で開業する場合は、この費用をおさえることができます。
水道光熱費
電気をつける・生徒や講師がトイレを使用する等、塾を運営する場合でも水道光熱費は必要になります。
教材費
教材は一度買ったら終わりというものではありません。
運営費用としてもカウントする必要があります。
広告宣伝費
塾を開業した後でも引き続き集客の必要があるため、広告宣伝費は運用費用でもあります。

このほか、フランチャイズの場合はロイヤリティ費用が発生するので注意しましょう。

教室や設備

費用のところでお話したように、塾を開業するためには教室や設備を準備する必要があります。コンセプト・計画が固まり、資金の準備ができたら教室を決めましょう。

塾のために新たに物件を取得する(買取・賃貸など)場合と、自宅もしくは所有している物件を利用する場合があります。手持ちの費用・コンセプトを軸に総合的に判断していきましょう。

教室を確保出来たら設備を整えていきます。

大人数の塾であれば大きなスペースを確保する・個別指導塾であれば一人ひとりが集中できるようにパーテーションで区切るなど、コンセプトに合ったレイアウトを整えていきましょう。

なおフランチャイズの場合は、物件の候補の紹介や設備の貸出などのサービスをしてくれるところもあります。

教材

前にお話した通り、塾にとって最重要といえるものが教材です。生徒の年齢・塾の目的に合った教材を一つひとつ吟味して選んでいく必要があります。

この点、フランチャイズの塾を開業する場合は塾の目的を達成するために厳選された教材を提供してくれる場合があるので、初めての人でも安心してはじめることができます。

例えば、幼児教育を目的としたパスカルキッズでは、これまで蓄積された豊富な指導ノウハウを基に独自開発された教材を準備してくれます。

個人塾を開業する相場はいくら?

個人塾を開業する場合に気になるのは、やっぱり費用面ですよね。

結論から言うと、一般的に塾を開業するためには、およそ100~500万円前後の開業資金が必要になるといわれています。金額に大きく差があるのは、前の項目でお話したように、教室の規模や授業スタイルなど条件によってかかる費用が大きく異なるからです。

具体例を見ていきましょう。

(1)塾の規模(大人数か、少人数か)による違い

少人数の塾であれば自宅で開業することもできるため、物件取得費や設備費等を大幅に抑えることができます。
逆に、大人数の塾を物件を確保して開業する場合は、物件取得費や設備費は大きくはねあがることになります。

(2)授業スタイルによる違い

個別指導・集団指導・少人数指導という授業スタイルによっても費用は大きく変わります。

個別指導・少人数指導の場合は小さなスペースでも開業可能ですが、集団指導の場合は生徒全員が入ることのできる場所を確保する必要があります。更に、集団指導の場合は生徒数が多いため、机や椅子の数も多くなります。

また、個別指導の場合は生徒数に対して講師の数が多いため、人件費が他のスタイルに比べて高くなるという特徴があります。
このように、塾を開業するといっても規模や授業スタイルによってかかる費用は大きく異なるため、初期費用や運営費用にかかる各項目を細かくチェックする必要がありますね。

知らないと怖い!個人塾開業で失敗するポイント

個人塾は、資格が必要ない点や、飲食店や美容室といった他業種に比べて資金面が安価で済む点から、開業がしやすいと思えるでしょう。
しかし、開業しやすいからといって必ずしも開業が成功するわけではありません。
個人塾開業で知っておきたい「失敗しやすいポイント」としては
・生徒の集客方法がない
・低価格の波に巻き込まれる
・生徒が集まらない立地
・教材・ブランドに魅力がない
という点が挙げられます。
失敗ポイントを避けられるようにするために、一つずつ詳しく解説していきますね。

生徒の集客方法がない

個人塾を開業してみたけれど、生徒が全く集まらない…。
塾開業の際に一番多い失敗ポイントはこの点ではないでしょうか。
塾を開業したからと言って、勝手に生徒が集まるわけではありません。
生徒を集客する方法を確立する必要があるのです。
集客するためには
・はがきやチラシを配る
・口コミで広めてもらう
・ホームページやブログの運用
・看板や広告を出す
などの方法があります。

フランチャイズの場合は集客サポートを受けることができるので、集客に自信のない場合はフランチャイズ塾を開業することも視野に入れてみてもいいですね。

低価格の波に巻き込まれる

塾が多い場所で個人塾を開業する場合に失敗してしまうポイントとして、低価格競争の波に飲み込まれるという点があります。

この低価格競争は加速しやすいため、小さい塾では大手塾に対抗することは難しいでしょう。

そこで個人塾を開業する際には、価格以外の強みをつくる必要があります。

個人塾で価格以外の強みを作る場合には、サービスの質をあげることをオススメします。

例えば
・厳選された教材を使用して、質の高い授業をしてくれる
・子どもの様子をしっかり見てくれる
・講師と保護者との対話の機会が多く、子どもの様子を伝えてくれる
・講師と保護者が相談しやすい雰囲気を作る

このような強みを持った塾であれば、大手塾よりも多少価格が高い場合でも子どもを通わせたいと思う保護者は多いでしょう。

生徒が集まらない立地

個人塾開業の失敗ポイントとして「生徒が集まらない土地」というものもあります。

立地が悪い場合、内容の良い授業をしていても生徒を集めることは難しくなってしまいます。
かと言って、無理して駅前や繁華街の賃料が高い土地を借りたために大赤字…ということも避けたいですよね。

実は、個人塾にとって立地が良い=駅前や繁華街とは限らないのです。

個人塾にとって大切なのは、「通塾のルート」です。

例えば
・保育園や幼稚園の通園ルートの途中にある
・家から近い

このような場合も立地が良いといえるのです。

教材・ブランドに魅力がない

せっかく生徒が入塾してくれたとしても、授業や教材に魅力がなく、すぐに退塾してしまう…。
こんな失敗ポイントもあります。

個人塾にとって授業の質は生命線です。
そのため授業を支える教材やブランドは、生徒の能力を高めることのできる厳選されたものである必要があります。

一つひとつの教材を妥協せず、ていねいに見極めていきましょう。

この点フランチャイズ塾の場合は、実績のある教材を用意してくれることがほとんどです。
高品質でブランド力のある教材を手軽に厳選できるという点は、フランチャイズ塾の魅力ですね。

個人塾?フランチャイズ塾?どっちを開業する?

個人塾を開業する場合、1からオリジナルの個人塾にするか、フランチャイズの塾にするかは迷いどころですよね。

ここでは、個人塾・フランチャイズ塾を開業する際のそれぞれのメリットとデメリットをご紹介していきます。それぞれのメリット・デメリットを比較して、自分に合った方法を検討していきましょう。

個人塾を開業するメリット・デメリット

まず、個人塾を開業する際のメリット・デメリットを紹介します。

メリット
・初期費用・経費を抑えることができる
・授業内容や教材の自由度が高い

デメリット
・生徒を集めにくい
・各種サポートを受けることができない

(1)個人塾のメリット

①初期費用・経費を抑えることができる
個人塾の場合、フランチャイズ塾を開業する場合にかかる加盟料・月々のロイヤリティ料を払う必要がありません。そのため、初期費用・月々の経費を抑えることができます。

②授業内容や教材の自由度が高い
個人塾の場合、授業内容は全て自分のオリジナルで行うことができるため、自分のやりたいことや教えたい内容が決まっている場合はメリットとなります。また、教材も1から自分で選ぶことが可能なので、教材にこだわることもできます。

(2)個人塾のデメリット

①生徒を集めにくい
個人塾は通常知名度が低いため、集客に苦労することが多くなります。更に、広告・宣伝も全て自分だけで行う必要があるため、ノウハウがない場合は厳しい戦いとなりがちです。

②各種サポートを受けることができない
一通りのツールやサポートが揃っているフランチャイズ塾に対し、個人塾は開業準備・教材選び・マーケティング・広告・授業内容の決定まで全て自分で行う必要があります。これら各分野全て自分で調べたりセミナーに参加したりして勉強しなければならない、というデメリットがあります。

フランチャイズ塾を開業するメリット・デメリット

フランチャイズ塾を開業するメリット・デメリットはこちらになります。

メリット
・生徒を集めやすい
・各種サポートを受けることができる
・教材を準備してもらえる

デメリット
・加盟金やロイヤリティがかかる
・教材や授業内容の自由度が低い

(1)フランチャイズ塾のメリット

①生徒を集めやすい
フランチャイズ塾はブランド力を使用することができるため、知名度が高い状態からスタートできます。更に、本部が広告やマーケティングのサポートをしてくれるため、集客が容易になります。

②各種サポートを受けることができる
フランチャイズ塾は開業準備・マーケティング・広告・授業内容など各場面で本部のサポートを受けることができます。本部は様々なノウハウやツールをそろえているため心強いですね。

③教材を準備してもらえる
塾の生命線である教材やテキストも高品質なものを準備してもらえるため、教材選びに自信がない場合は大きなメリットとなります。

(2)フランチャイズ塾のデメリット

①加盟金やロイヤリティがかかる
フランチャイズ塾では加盟金や月々のロイヤリティ料を本部に支払う必要があります。特にロイヤリティで月々の経営が赤字になる…という事態に陥らないよう、契約内容はしっかり確認する必要があります。

②教材や授業内容の自由度が低い
フランチャイズ塾では授業内容や教材のサポートが受けられる分、自由度が低いとも言えます。授業内容などにこだわりたい人にとってはデメリットといえるでしょう。

フランチャイズ塾とオリジナルブランド塾、どっちがオススメ?

結論から言うと、初心者の方ほどフランチャイズ塾がオススメであると言えます。

なぜなら、塾経営で難関となる集客・教材選び・運営などに関し、各種サポートが充実しているのがフランチャイズ塾だからです。初めて塾を開業するというときに、蓄積された豊富なノウハウをもつ本部に手厚いサポートをしてもらえることで、初心者でも安心してスタートできます。

一方、自分が教える内容や教材にこだわりたい・経営も1から自分でチャレンジしてみたい、という方には個人塾が向いていると言えます。

両者の特徴をよく比較して、自分がどのような塾を開業したいかを考えながら吟味していきましょう。

まとめ

この記事は、個人塾を開業する際に出る様々な疑問に対して解説しました。

・個人塾を開業するために必要なものは、主に以下の5点であること

コンセプト・計画
資格
資金
教室や設備
教材

・個人塾を開業する相場は塾の規模や授業スタイルによって大きく異なること

・個人塾開業で失敗しやすいポイントとして、以下の4点があること
生徒の集客方法がない
低価格の波に巻き込まれる
生徒が集まらない立地
教材・ブランドに魅力がない

・個人塾とフランチャイズ塾の選び方として、初心者であればフランチャイズ塾を選んだ方が安心であること

という順番で解説してきました。

「パスカルキッズ」は信頼できるカリキュラムや教材、運営サポートが揃った初心者にオススメのフランチャイズの幼児教室です。

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