幼児教育には興味があるものの、
「幼児教育って何?」
「何をすればいいの?」
「何が大切なの?」
と疑問に感じているパパ・ママも多いのではないでしょうか。
そこで、関西を中心に幼児から大学受験まで扱う学習塾、開智総合学院のプロが、幼児教育における重要なポイントを3つご紹介します。
LINE追加後も押し売りなどは一切ありません。
いつでもブロックできますので、ご安心ください。
幼児教育の一番大切なことは勉強じゃない!「経験」です。
幼児教育とは、幼児が生活する全ての場で行われる教育のことと定義されます。
つまり、保育園や幼稚園だけでなく、家庭や地域での教育を含めた総称ということになります。
「幼児教育=勉強」という印象がありますが、必ずしも勉強だけが教育ではありません。
では、具体的に幼児教育とはどのようなことを指すのでしょうか。
文部科学省は『幼児教育の意義及び役割』として、次の内容を挙げています。
『この幼児期の発達の特性に照らした教育とは、受験などを念頭におき、専ら知識のみを獲得することを先取りするような、いわゆる早期教育とは本質的に異なる。
幼児教育は、目先の結果のみを期待しているのではなく、生涯にわたる学習の基礎をつくること、「後伸びする力」を培うことを重視している。
幼児は、身体感覚を伴う多様な活動を経験することによって、生涯にわたる学習意欲や学習態度の基礎となる好奇心や探究心を培い、また、小学校以降における教科の内容等について実感を伴って深く理解できることにつながる「学びの芽生え」を育んでいる。(以下省略)』
つまり、幼児教育では「人間形成の基礎」を培うために、身体感覚を伴う多様な活動の”経験”を積むことが重要なんです。
では、そんな「幼児教育に大切なこと=経験」を具体的に解説していきます。
幼児教育に大切なこと①:遊び
まず、幼児教育に関して、大切なことは「遊び」です。
文部科学省が定義する「身体感覚を伴う多様な活動」というとイメージしづらいですが、シンプルに身体を動かしていろんな経験ができることとして、「遊び」はイメージしやすいですよね。
世界的に有名な「子供の発見者」ルソーや、幼稚園の創始者フレーベルも、幼児期の遊びが一生の内で大変重要な意味をもつと語っています。
加えて、日本の幼稚園の指導要領でも、「遊びを通して」、「遊びの中で」という文言が多く見られる通り、遊びは幼児教育の根幹をなすものと考えられています。
このように、海外でも日本でも、遊びは幼児期の心身の発達の基礎を培うものとして重要視されているのです。
一昔前は、子供の遊びは禁止されたり、放任されていました。
しかし現在は、親の教育への関心が高まってきたことで、遊びに関しても将来役立つことに直結するような働きかけが増えています。
現在では、遊びの重要性が再認識されているんです。
実際に、日本の保育園や幼稚園では、必ず遊びの時間が確保されています。
園の教育方針にもよりますが、「自由遊び」の時間が設定されているところも多く見られます。
園での自由遊びには、子供の自主性や問題解決能力を育んだり、他者との関わりの中で社会性を身に付けたりといった目的があります。
また、保育園や幼稚園以外でも、幼児の生活の殆どは遊びに関わることが多いですよね。
では、なぜ子供にとって遊びが重要なのでしょうか?
それは、主体的な活動だからです。
「面白い!わくわくする!」と感じたことに夢中になることで、達成感や充足感を感じることができます。
子供たちが自発的に興味をもったモノに取り組む活動の代表例が、遊びなんです。
そして、それが生涯にわたる学習意欲や学習態度の基礎となる好奇心や探究心を培うことに繋がります。
幼児期の子供の自由な心を大切にして、将来の「後伸び」に繋がる「遊び」が、いかに重要なのかわかりますね。
幼児教育に大切なこと②:環境
次に、幼児教育に大切なことは、子供を取り巻く「環境」です。
人間の能力には遺伝と環境が影響を与えると言われています。
中でも、教育に関して言えば、環境をどう整えるのかが重要となってきます。
ですが子供は自ら環境をつくったり、変えたりすることはできませんよね。
そのため、大人の環境作りが大変重要です。
「幼稚園教育要領解説書」には、幼児の主体的な活動を促すため『一人一人の幼児が教師の援助のもとで主体性を発揮して活動を展開していくことができるような幼児の立場に立った保育の展開』と書かれています。
つまり、幼児の主体的な活動を促すには、大人が援助をして環境をつくっていく必要があるということです。
しかしながら、大人が介入しすぎると「主体的な活動」にはならなくなります。
なので、子供の心が自然と動いて、自分から活動したくなるような働きかけが大切です。
では、環境をつくるとは具体的に何をするのでしょうか。
環境と一言に言っても、様々な観点が考えられます。
以下に代表的な4点をご紹介します。
人的環境
まず、「人的環境」です。
誰がどのように関わるのかが重要です。
大人は子供と信頼関係を築き、安心して活動に取り組める状態を目指します。
子供同士、地域の方との関わりも大切なポイントになります。
物的環境
次に、「物的環境」です。
安全な空間、集中して作業が行える場、心が落ち着く物の配置・色使い、発達に適した玩具、思い切り身体を動かせる場、適切な温度や採光など、その子に関わる全てが重要なんです。
安全であり、集中でき、刺激を受ける。
そんな環境を整えてあげることが重要です。
自然的環境
次に、「自然的環境」です。
動物や植物などの『自然』と触れ合える場の設定がポイントです。
自宅で家庭菜園を取り入れたりすることもできますし、自然素材を家に置いておき、子供が自由に遊びなどに使える状態にしておくこともできます。
また、公園に出かけることで自然的環境を提供することもできます。
昨今は安全面的に、子供一人での外出はできません。
なので大人がこう言った自然との架け橋も作ってあげましょう。
社会的環境
そして、「社会的環境」です。
少し人的環境とも被りますが、地域の人々、そして社会との関わりが重視されます。
家庭や園だけでは経験できない体験をしたり、新たな人との出会いが刺激になったりします。
特に今の社会や環境を振り返られるような、何かを考える刺激になる体験・経験をさせてあげましょう。
これらの状況を大人が意図的に作り出すことで、子供たちは好奇心を刺激され、より深い感動体験を得ることができます。
幼児教育に大切なこと③:考える力
そして、幼児教育に大切なことの3つめとして「考える力」があります。
心理学者のピアジェは、『教育の目的は、知識の量を増加させることではなく、子供が発見し発明する可能性を作り出すこと』だと言っています。
これまでの教育では、学力をはかる方法として、知識を求める傾向が強く見られました。
そのため、学習塾等でも詰め込み教育が主流でした。
しかし近年は、学校教育で「アクティブラーニング」が注目されているように、子供の考える力を伸ばそうという傾向が顕著になってきています。
ちなみに「アクティブラーニング」とは、子供が能動的に授業に参加することを指します。
教師が一方的に知識を与える指導方法とは対局にあるやり方で、子供が試行錯誤し、創造的な発想で課題を解決できることを目指すような教育方法です。
また、文部科学省は、「生きる力」の育成にも力を入れています。
「生きる力」は、『人生をより豊かにしていくためにどうすべきか主体的に考え出すことができる力』と定義されています。
これからの社会が、どんなに変化して予測困難になっても、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、判断して行動できる姿を目指します。
このように、国が認める学校教育でも「考える力」の重要性が認識されるようになっています。
幼児教育は、小学校以降につながる「学びの芽生え」を育む機会ですよね。
と考えれば、幼児教育で「考える力」を育もうとすることは自然なことと言えます。
では、子供はどうやって考える力を養っていくのでしょうか?
幼児期の子供が、遊びなどを通して、「考える力」を育んでいくステップには、以下の3つがあります。
①何かな?気になるな!面白そうだな!
興味をもつ段階。心を動かされることによって、行動に移したい気持ちが高まります。
②やってみようかな!できるかな?
行動に移す段階。思わず関わりたくなるような仕掛けができるとよいですね。
③うまくいかないけどどうしたらいいかな。違う方法を試してみよう!
試行錯誤する段階。自ら工夫したくなるような働きかけがポイントです。
このような過程を経て、「考える力」を身に付け、問題解決能力や思考力、判断力、表現力などの芽を育んでいくのです。
幼児期に「考える力」を伸ばす『パスカルキッズ』
ここまで解説したような、幼児教育に重要な「考える力」を養える幼児向け学習塾が『パスカルキッズ』です。
パスカルキッズは、教え込む指導をしません。
教具を使い、子供達の視覚と体感に訴える指導を行います。
そうすることで、子供達の知的好奇心を刺激し深く考えるきっかけを与えます。
その結果、パスカルキッズで学んだ子供たちは、年長や小学1年で「2345-1685=」や「2345mm-1m35cm+217cm=」などの問題ができるようになります!
「え?詰め込みもしてないのに、なんでそんな考える力を培えるの!?」
その秘密は、授業の進め方と教材にあります。
授業では、まず「3行・5行日記」に取り組みます。
様々な課題に沿って、自分の考えや思いを言葉にして相手に伝える基礎作りの作文です。
次に、「能力開発トレーニング」を行います。
様々な図形パズルや能力開発問題を解くことで、多様な頭の使い方を身に付けます。
その後、「教具を使った指導」を行います。
子供達の視覚と体感に訴える教具を用いて、子供達の知的好奇心を刺激し、気付きを与えます。
そして、思考力を高め、知識の派生が起こる工夫がされている「テキスト演習」を行います。
自ら原理原則を発見し学習を進める力を身に付けていきます。
最後に、「知育ゲーム」を行うことで、身に付けた知識を経験に落とし込んでいきます。
パスカルキッズで使用する教材は、ただの反復学習ではなく、「体感させ、概念を深く理解させることで、新たな知識を自らの力で獲得できるよう設計されている」ことも大きな特徴です。
数字などを用いて遊んでいるような感覚で、自然に能力を伸ばすことができます。まさに、幼児教育で重要とされる「遊び」を通して、発達段階に適した「環境」で、「考える力」を伸ばすことができるのです。
LINE追加後も押し売りなどは一切ありません。
いつでもブロックできますので、ご安心ください。
幼児教育はいつはじめるべき?
では、幼児教育はいつから始めればよいのでしょうか。
一般的に、「幼児」と呼ばれる期間は、1歳過ぎ頃から小学校入学前までの時期を指します。
1歳の子供と5歳の子供では発達段階に大きな違いがありますので、どのタイミングが最良なのか、迷われる方も多いですよね。
まず一説には、3歳までに脳の多くの部分、6歳までにその殆どが育つとも言われています。
そのため、幼児教育を始めるタイミングは3歳を目安にするケースが多いようです。
ですが結論から言えば、親子で「始めたい!」と感じた時が絶好のチャンスです。
3歳を過ぎても、始めるのに遅すぎるということはありません。
その子の関心が高い時こそ、最も学習効果も期待できる、始めるタイミングです!
無理強いをして、長続きしなければ元も子もありませんよね。
パパ・ママにとっても、教育に力を入れるタイミングは人それぞれです。
お子さんが興味をもったタイミングや、親御さんがそろそろかなと感じたタイミングを逃さずに、自分の家族に合った方法で幼児教育に取り組んでみましょう。
幼児教育で大切なこと まとめ
ここまで、パパ・ママが疑問に感じる、「幼児教育って何?」「何をすればいいの?」「何が大切なの?」について、解説をしてきました。
「遊び」「環境」「考える力」というのはどれも幼児期に重要な要素です。
勉強だけでなく、経験を重視することで、子どもたちにとっても楽しく、長く続けられる幼児教育体験となります。そして、それによって子供が自信を持って次のステップに進むことに繋がります。
「遊び」「環境」「考える力」という幼児教育にとって大切なことを全て網羅し、自然に夢中になれる「経験」ができる『パスカルキッズ』に、ご興味をもたれた方は、まずはお気軽にお問合せ、資料請求してみてください。
LINE追加後も押し売りなどは一切ありません。
いつでもブロックできますので、ご安心ください。