年長の子に塾は必要?入学準備におすすめの幼児教室も紹介!

kids023 年長

来年小学校入学を迎える我が子を見ると、

「入学してすぐ勉強できるのかしら?」
「塾って今から必要?」

と心配になる方も少なくないでしょう。

そこで、今回は「年長の子供に対しての塾の必要性」「塾の選び方」を解説いたします。

ぜひ参考にしてください。

年長の子供は塾に通うべき?理由はこれ!

幼稚園の年長、つまり5歳か6歳の子供は塾に通うべきです。
なぜなら、6歳までに神経系である脳は9割方完成してしまうからです。

スキャモンの発育曲線によると、骨格や身長などの一般系は12歳頃が伸び盛りながらも、20歳まで伸び続けます。それに比べて、脳が含まれる神経系は幼児期にぐんと伸び、6歳で90%まで伸びるのです。そこから先は100%になる12歳まで緩やかに成長していきます。

つまり、脳を発達させるには6歳までがベストタイミングということです。もちろん6歳以降も緩やかには伸びますが、それ以前の比ではありません。幼稚園年長は5歳か6歳ですから、塾でぐんと脳を発達させる最後のチャンスです。

入学前に塾に通わせるなんて「時期尚早だ」と感じるかもしれません。小学校受験や中学受験を視野に入れている人だけが子どもを塾に通わせているイメージもあるでしょう。また、「子供をのびのび育てたい」と考える方もたくさんいるでしょう。

しかし、「子供が萎縮してしまう」「個性がなくなってしまう」「画一的な考え方しかできなくなる」なんていうのは古いタイプの塾に通った場合の話です。今は新しいタイプの塾が登場しているのです。

ですから、むしろ「子供をのびのび育てたい」と考えている方こそ子どもを塾に通わせるべきなのです。

年長の子が塾で勉強するべき内容

年長の子が塾で勉強するべき内容は、漢字や九九を早く覚えるというような知識を蓄える先取り学習ではありません。『考える力・思考力』を養う勉強です。

先取り学習で得た知識は、あくまで「先取り」でしかありません。小学校に入学したら、学校の授業は全て知っていることになります。授業を真剣に聞かなかったり、周囲を見下したりすることもあり得ます。ところが先取りした単元まで授業が進むと簡単に追いつかれてしまうのです。

幼少期に一所懸命に詰め込んだ知識は、みんながそこまで追いつくことで役に立たなくなります。では、知識を蓄える勉強ではなく、考える力や思考力を培う勉強とはどのようなものなのでしょうか。

かの有名なアインシュタインの言葉に「学校で学んだことを全て忘れた時に残っているものが教育」という言葉があります。年長でつけたい力はアインシュタインの言う教育です。

自分の頭で考え、試行錯誤して、失敗や成功を体験することがとても大切になります。そこにヒントやフォローがあればなおよしです。生涯にわたって役に立つ、思考力や想像力、やる気や忍耐力などの非認知能力(偏差値では計れない生涯必要な力)を身につけることができる勉強が、年長の子供にとってとても必要になります。

年長の子が通うべき塾とは?失敗しない選び方5つ

年長の子供をいざ塾に通わせようとしたとき、通わせる塾選びで失敗はしたくないですよね。選び方のポイントを5つ解説しますので参考にしてください。

塾の方針・カリキュラム

1番大切なのが塾の方針やカリキュラムです。ここをちゃんと選ばないとあとで親子ともに辛くなってしまいます。

まずは塾の方針です。小学校受験を意識するかしないか、が大きな違いになります。小学校受験を考えるなら受験を見据えたカリキュラムを組んでいる塾が合っていますし、受験を考えていないのであれば、受験とは関係なく子供の能力を成長させてくれる塾が合っています。

受験を意識しない塾でも、子どもへのアプローチの仕方は様々です。

・難しい問題をイチから丁寧に解説してくれる塾
・答えがあっていればそれでよしとする塾
・子供が自ら答えにたどり着けるようサポートしてくれる塾

どのように勉強を進めていくかは、塾の方針により違ってきます。地頭を鍛えたいなら、子供が自ら答えを導き出せるような指導をしてくれる塾がオススメです。

他にも大人数制か少人数制か、または一対一かもチェックするべきです。幼児向けの塾ですから、学校のように一度で30人を教えるようなところはないかと思いますので大人数でも10人ぐらい。

たくさんのライバルの中で切磋琢磨させる方が向いているのか、つきっきりで丁寧に教えてもらう方が向いているのかは子どもの個性にもよります。親の価値観でも変わってきますね。

オススメなのは丁寧に教えてもらいつつ、ちゃんとライバルの存在を意識できる2、3人の少人数制です。どうやって考えているのか、考える過程まで把握するにはやはり少人数でないと難しいでしょう。一対一だとしっかり見てはくれますが、モチベーションの面からいうと少し劣るかもしれません。

子供はライバルがいることにより「もっとできるようになりたい!」とモチベーションが上がることも多いのです。大人が子どもたちを比べてしまうのは、子供を傷つけることになりかねません。ところが、子供が自発的に他者と比べることはやる気の源になります。

しかも、まだ年長であれば素直に「あの子のようになりたい」と感じることができます。年長の子供には少人数制がベストと言えるでしょう。

塾の実績

塾の実績と言えば「〇〇大学合格!」というような合格実績です。小学校受験を意識した塾では「〇〇小学校合格!」という実績をウリにするでしょう。

ただ、合格実績で言えば、元々出来のいい子がいれば塾のおかげでなくても実績となってしまいます。もし、合格実績を参考にしたいなら、「○○人中○○人が第一志望校に合格」のような合格率や人数を参考にしましょう。幼児用の塾では実績よりも通う子供たちの姿の方が参考になるかもしれません。

継続できる費用

塾に通うとなれば気になるのが費用です。毎月かかる月謝に加えて、教材費が必要な場合もあります。買い物のように「思い切って買っちゃった」では終わらないのが塾の費用。通い続ける限り、毎月月謝を支払います。

果たして、払い続けられるのか、費用に見合った子供の成長が見られるのか、天秤にかけて考えなくてはいけません。塾の費用を支払うことによって、生活が圧迫されてしまっては塾通いがストレスになることも。

塾代は数千円から数万円とピンキリです。気持ちよく「行ってらっしゃい」と言えるぐらいの金額で考えましょう。かといって「安ければいい」というわけではありません。あまり意味のない塾に通うのは完全にお金の無駄です。

「通わせたい」気持ちと「通わせられる」現実とをすり合わせて決めると後悔なく決められます。

通いやすさ

週に1、2回程度は通う場所ですから、あまりに不便な場所に決めてしまうと、たとえ子供が楽しんでいても親が音を上げてしまうかしれません。できれば生活圏内までで探せると塾通いが負担とはならないでしょう。近所の集会所や先生の自宅なら、わざわざ車を出す必要もありませんよね。

どうしても近所になければ、少し範囲を広げて探すしかないですが、無理矢理通わなくてはいけないような場所はおすすめしません。買い物ついでに寄れるような便利な場所だと、遠くても待ち時間なども苦痛にならないでしょう。近さ、遠さだけでなく、立地もチェックしてみましょう。

無料体験の有無

無料体験がある塾を選ぶ方が賢明です。中には無料体験がなく、資料や説明だけで入会を決めなくてはならない塾もあります。そして、塾には入会金が必要なところがほとんどです。入会してから「思っていた雰囲気と違った」と思ってもあとの祭りです。

入会金を払う前に、必ず「続けられる」「続けたい」と思えるかどうか、しっかり考えるべきです。それも親子ともに思えることがベストです。通うのは子供。子供が気に入らなくては意味がありません。

無料体験では、授業風景や、子供たちの様子(特に子どもたちの表情)をチェックします。

・子供たちみんなに目が行き届いているかどうか
・子供たちが学びを楽しんでいるかどうか

資料や説明などでは絶対に分からないことが、無料体験なら一目瞭然です。無料体験を行っている塾はそれだけ自信があるということなので、どうぞあなたの厳しい目で塾の本質を見抜いてください。

年長さんにおすすめの塾『パスカルキッズ』

塾選びでお悩みの方へ、新しいタイプの塾をオススメします。年長の子どもも対象のパスカルキッズです。

パスカルキッズとは?

小学生から大学受験までを受け持ち、大阪市内を中心に教室展開している開智総合学院の幼児教育部門がパスカルキッズです。大学受験のノウハウを元に開発されたテキストや教具、能力開発トレーニングなどが魅力です。「私たちは教え込まない」という合言葉の元に、子供が自らの頭を使って答えを導き出す過程を大切にする新しいタイプの塾です。

子供たちは楽しんで通ううちにいつの間にか思考力や、数の認知、学ぶ姿勢、向上心を身につけることができます。

講師一人あたり三人までの少人数制

パスカルキッズは、1クラス3人までという少人数制なので、子供たちみんなに目が行き届きます。一人一人にヒントを与えながら、自分で答えにたどり着けるようにサポートしています。

誰かが分かっていなくて、誰かは簡単すぎてつまらない、などということがないように配慮されています。教具を使って知識を体感として子供の中に落とし込むことで、知識詰め込み型の教育と差別化をはかっています。

この時も、ライバルの存在があるから、楽しい体験として子供の記憶の中にインプット。一対一だと、どうしても「教えてあげる」という形になりがちです。

パスカルキッズでは、他にもゲームの時間があります。ただのゲームではありません。その日習ったことを復習する意味でもゲームの存在は欠かせません。

子供はみんなゲームが大好きですよね。「パスカルキッズは楽しいゲームをするところ」という認識のまま、どんどん成長していく子どもたち。

そのまま小学生になっても「学ぶ」ことへの抵抗がありません。「学ぶ」って楽しいことなのです。知的好奇心旺盛なパスカルキッズの子供たちは、いざ「勉強」という形になっても能力を発揮できます。

それはパスカルキッズのカリキュラムの中に知的好奇心や、集中力、話を聴く力、ねばる力などが身につくような工夫がなされているからです。これも少人数制だからこそできることです。

無料体験あり

パスカルキッズでは定期的に無料体験を行っています。子供たちが実際に授業を受けている様子を見てもらえば分かるという自信があるからです。主体的に学ぶ姿を見ることは、どんな資料を見るよりパスカルキッズのことを理解できるでしょう。

講師が子供たちのやる気を引き出す言葉がけをし、それに子どもたちが応える姿は、言葉では言い表せません。無理な勧誘もないので気軽に無料体験をしてみてください。

こんな人におすすめ!

どんな親子にもオススメできるパスカルキッズですが、特に

・分からないとすぐに諦めてしまう
・大人の話を聞かない
・遊ぶのが大好き

このような子供にオススメします!楽しく遊び感覚で通ってもらううちに、粘り強く分からない問題に取り組むことができるようになります。しっかり講師の話を聞く姿勢が自然と身につきます。それなのに「遊びたい」という欲も満たされてしまうのです。

もちろんどんな子供もパスカルキッズはまるごと受け止めてくれるので、まずは無料体験で子供の様子を見てみてくださいね。

年長の子に塾は必要? まとめ

塾の必要性や、選び方、オススメの塾を紹介しました。

年長の子供は今の時期すごい勢いで成長します。親の与える環境次第でこの先の子供の成績が左右されると言っても過言ではありません。

迷っているなら一度パスカルキッズの無料体験を受けてみるのもいいのではないでしょうか。

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