塾の差別化が難しいと感じたら(舞田メモ

塾の差別化
※舞田メモとは

大阪大学卒業後、個別指導塾を経験。

現在は大手出版社にて勤務する傍ら、教育系の記事執筆などを行っている舞田が、塾業界を学びながら少しずつ掴んできた「現場のリアル」をお届け。

本コーナーでは、舞田先生が塾経営の基礎知識や背景を自分なりにまとめた記録をお届けします。

「正解」より「気づき」を共有する——そんなスタンスで綴っています。

「うちの塾、他と何が違うんだろう…」
「差別化しなきゃと思うけど、何をすればいいか分からない」

そんな声を聞くたびに、私は少し胸が痛くなります。一生懸命やっているからこそ、「足りない何か」を探してしまう。その焦り、私にもよく分かります。

でも、この悩みを持つ先生に一度試してほしいことがあります。「差別化」を外に探しにいく前に、まず自分の内側に問いかけてみること、です。

ジュニア先生にこの話をしたとき、こんなふうに言っていました。

「差別化って言葉、あんまり好きやないんやよね。他と比べることが前提になってるから。うちがうちらしくあれば、それで十分やと思ってる」

「うちらしさ」——。その言葉を聞いて、私は「らしさを見つけるには、どう自分に問いかければいいか」を考えるようになりました。

この記事では、その問いを7つにまとめました。答えながら読んでみてください。

目次

なぜ「差別化」を外に探しにいってしまうのか

「差別化しなければ」という言葉には、どうしても他塾との比較が前提として含まれています。「あの塾は〇〇をやっているから、うちは△△をやらなければ」と考えていると、常に外を追いかけることになり、自分たちの軸がぶれていきます。

また、「差別化=何か新しいことを始めること」という思い込みもあるように感じます。でも、新しいことを始める前に、すでにやっていることの中に「らしさ」が眠っていることがほとんどです。

「うちらしさ」を引き出す7つの問いかけ

以下の問いに、できれば紙に書きながら答えてみてください。答えが出ない問いは飛ばしてOKです。

① 塾を始めた時、どんな生徒に来てほしいと思っていましたか?

最初の想いに、「らしさ」の原点があることが多いです。日々の忙しさの中で忘れかけていた想いが、ここから蘇ることがあります。

② 今いる生徒の中で「一番うまくいっている」と思う子は誰ですか?その子がうまくいっている理由は何だと思いますか?

うまくいくパターンの中に、自塾の強みが隠れています。「なぜこの子は伸びたのか」を言語化できると、自塾の価値が見えてきます。

③ 過去に退塾した生徒に、共通点はありましたか?

合わない生徒を知ることは、合う生徒を知ることと表裏一体です。「うちに合わない人」が分かると、「うちに合う人」が自然と明確になります。

④ 在籍している保護者に「なぜうちを選んだか」を聞いたことがありますか?その答えを思い出せますか?

自分では気づいていない強みを、保護者は知っていることがよくあります。「先生がいつも名前で呼んでくれるから」「連絡がこまめだから」——そんな「当たり前」が、他の誰かにとっての「特別な価値」になっていることがあります。

⑤ 近くの競合塾には、絶対にできないことが何かありますか?

規模・立地・先生の個性・指導スタイル——どんな小さなことでも構いません。「うちだからできること」を一つでも言葉にできると、それが軸になります。

⑥ 先生が一番やりがいを感じる瞬間はいつですか?

そのやりがいの源泉が、塾の「空気感」をつくっています。先生が楽しんでいる領域で、塾は一番輝きます。

⑦ 自分の塾に「合わない」と思う生徒や保護者は、どんな人ですか?

これをはっきり答えられる塾は、自分たちの軸がある塾です。「誰でも歓迎」より「こういう方に来てほしい」と言える塾のほうが、長期的に強い信頼を築けます。

この問いの使い方

全部に答えられなくて大丈夫です。2〜3問に答えるだけで、「自分たちが大切にしていること」が少しずつ見えてきます。

気づいたことを、ためしにひとつの文章にしてみてください。

「うちの塾は、○○な生徒に、○○を通じて、○○を届けたい塾です」

うまくまとまらなくても構いません。言葉にしようとするプロセスそのものが、「らしさ」を発見する最初の一歩です。

まとめ:差別化は、外にではなく内側に

他と違う「何か特別なもの」を探しにいく必要はありません。先生自身が日々の指導の中で大切にしていること、生徒や保護者から言われた言葉、続けてきた小さな習慣——そこに、「うちらしさ」はすでにあります。

この7つの問いが、その気づきのきっかけになれば嬉しいです。

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