「フランチャイズで成功する塾とそうでない塾の違い」とは?

  • ジュニア先生も経験したフランチャイズでの失敗
  • ジュニア先生もが思う塾のフランチャイズがあるべき姿

<登場人物紹介>

ジュニア先生:大阪で2,000人以上の生徒が集まる、開智総合学院の塾長。

たまちゃん:とある塾の元講師で、塾の経営について学んでいる。

たまちゃん:
「フランチャイズで成功する塾とそうでない塾の違い」が興味深いポイントだと思うので、そのあたりのお話を伺いたいです。

ジュニア先生:
これはもう本当に成功の分かれ道ですよね。フランチャイズとその先生、教室長との相性の良し悪しも関わるし、そもそもフランチャイズをするかどうかで結果が大きく変わりますね。

たまちゃん:
そうなんです。その一番気になるところを、正直にジュニア先生に聞いちゃおうかなと。(笑)
まず、フランチャイズを始めるきっかけについてお聞きしたいのですが、開智がフランチャイズを本格的に始めたのは何年前くらいでしょうか?
また、そのきっかけも教えていただけますか?

ジュニア先生:
そうですね、きっかけは生徒数が全国的に減少してきたことが一つです。うちは地域密着でやってきたので、将来的に社員が増える中で、何か新しいビジネスモデルを作らないといけないと感じていました。それと、複数の教室でのノウハウが他の教室でも使えるという確信がありました。この方法なら大阪以外のどの地域でも、ある程度うまくいくだろうと思えたんです。

たまちゃん:
なるほど、それでフランチャイズに進んだんですね。

ジュニア先生:
もう一つ大きな理由として、私自身が経営やマーケティングの勉強をしてきたこともあります。
教育に熱意を持っている先生たちって、意外とビジネス面の勉強していない人が多い。
私も30歳頃まではできておらず、「良い先生に生徒が集まる」と思っていました。
でも実際はそんな簡単じゃなかった。

だからこそ、教育に熱意を持っている先生が経営やマーケティングで苦労しているのを見るのは心苦しい。
だから、フランチャイズを通じてそうした経営知識も共有できたら、教育に熱い先生たちがもっと成功できるんじゃないかと思ったんです。

たまちゃん:
確かに、経営の知識がないと大手には太刀打ちできなかったり、チラシやDMなどの今までのやり方は反応率がどんどん減ってますもんね。

ジュニア先生:
そうなんです。大手フランチャイズは加盟金やロイヤリティが高い分、経営やマーケティングをしてくれるケースもあります。テレビCMとか。
個人塾がそれに対抗するのは難しいし、入会するにしても高い。
そこにあるジレンマをなんとか解消できないかなと考えて、始めたのがきっかけですね。

たまちゃん:
そうなんですね。これは本当にかゆいところに手が届くというか、なぜそこに注目できたんですか?

ジュニア先生:
実は私たちも一度とある予備校のフランチャイズを導入する直前まで検討したことがあるんです。
当時、大学受験の分野はうちで扱っていなかったので。
でも、初期投資が大きすぎて、結局続けるのが厳しいと判断し、やめました。
フランチャイズフィーやロイヤリティの高さがどうしても許容できなかったですね。

たまちゃん:
そうだったんですね!加盟したあとも継続して大きな負担がかかると、長続きしないですよね。

ジュニア先生:
そうです。塾は継続してなんぼなので。
結果的に、うちの方針とは合わなかったので、予備校はそのまま自分たちでやることにしました。

たまちゃん:
なるほど。この経験がカイチのフランチャイズに大きく関わっているんですね。
他のフランチャイズとどう違うのか、詳しく教えていただけますか?

ジュニア先生:
まず、私たちが用意しているフランチャイズは、始めやすいこと、続けやすいこと、そして成功しやすい工夫があること、この3つが大きな特徴です。
扱っているのが「幼児教室」や「そろばん教室」なので、
・学習塾を経営している人にも導入しやすい
・導入コストもフランチャイズも業界最安値水準(20万もあれば始められます)
・幼児期からの集客が可能になり、塾の長期的な成功につながりやすい
などの特徴があります。
そして何より、「生徒集客・マーケティング」のノウハウも提供し、サポートも強化しています。

たまちゃん:
まさに、一度経験されたからこそ、塾の運営者がやりやすいように、を突き詰めた形ですね!

ジュニア先生:
はい。そして、やっぱり教育者としてのロマンがあるんです。
生徒を小さい子どもの頃から指導して、成績を上げ、中学、高校、大学とずっと教えていけるというのは、教育者としては理想です。
例えば、幼稚園から中学3年生まで通い続けてくれる子どもがいると、もう家族のような存在です。

たまちゃん:
そうですね、10年以上関わることになりますもんね。

ジュニア先生:
そうです。最近では、教え子同士が結婚して、その結婚式に呼ばれたこともあります。
そうした長い人間関係ができることが、教育の醍醐味ですし、それが結果として生徒の定着率向上や生涯獲得単価の向上など、塾の経営にもプラスにつながっています。

たまちゃん:
教え子同士の結婚式とか、想像しただけでうるうるきますね!笑
でも塾という教育ビジネスの中でも、結婚式に読んでくれるなんて関係性ができるのは本当に生徒さんと関係ができていないとありえないことですよね。
内容もそうですが、結果的にその「生徒との関係性が深まる」という点は、開智総合学院のフランチャイズならではかもしれないですね。

ジュニア先生:
ほんまにそうであってほしいと思います。塾って、結果がすぐに出るわけじゃないですから。
だからこそ、長期的に信頼関係を築いていくこと、数字ばっかり追うのも必要ですが、やっぱり最後は人ですよね。
それをフランチャイズの形でどう提供できるかを、毎日考えています。

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